WordPress5.8がリリースされました。
でもすぐにアップデートするのは何かと危険なので、しばらくは様子見がいいかな。
WordPress5.8の主な変更点
・WebP対応
・IE11のサポート終了
・ウィジェットのブロック化
・14個の新ブロックが追加
なかなか良さげな変更ですね。どんどん良くなるのは良いことです。でも「WebP対応」や「IE11のサポート終了」はさほど影響はなさそうですけど、「ウィジェットのブロック化」や「14個の新ブロックが追加」はかなり大規模な変更で危険な香りがします。
すぐにアップデートすると何が危険?
今回のようなメジャーアップデートは、そもそもそれ自体が安定してません。事前にかなりのテストを消化してるでしょうけど、WordPressを動かす環境が千差万別やし、全ての環境でテストできるはずもなく、どこかで不具合があっても不思議ではありません。それが自分が使ってる環境で不具合が顕在化したら、最悪サイトが動かなくなってしまうかも知れません。怖い怖い。
さらに、使用しているテーマやプラグインがWordPress5.8で動く保証はどこにもありません。
テーマやプラグインの開発元はこれからWordPress5.8での動作検証を始め、問題があれば修正版を配布するでしょうけど、それがいつになるかわかりません。何もせずに正常にサイトが動くなら、それは本当に奇跡的です。
どうすれば良いか
しばらく様子見の一択です。
あっと言う間にバグが見つけられて、すぐに修正するというのを繰り返して、ネット上でも「やっと安定してきた」みたいな文言を良く見るようになってからで十分です。
さらにテーマやプラグインも遅れて対応するでしょうけど、対応するまで正常に動作するかどうかわからないので、いずれにせよ、アップデートはしばらく見送りがベストです。