流行中の感染症、パルスオキシメーターで呼吸の状態を把握しよう

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新型感染症が大流行中で、感染してしばらく経ってから重症化するらしいのですが、息苦しさを感じないまま呼吸が悪化し、気づいた時にはかなりの呼吸困難になっているという怖い所があるそうです。
そこで最近話題のパルスオキシメータが必要となってきます。

目次

パルスオキシメーターとは何か

医療体制がひっ迫し、すぐに入院できなくなった状況ですので、家庭でも呼吸状態の悪化を早期に発見する必要があります。
パルスオキシメーターは「経皮的動脈血酸素飽和度測定器」で、指先に光を当てて血の「赤み」を測定する機械です。血が赤いのは赤血球に含まれるヘモグロビンの色で、酸素を運んでいる時は赤く、酸素がない時は赤黒くなる性質があるので、これの色を測定することで、血液中の酸素飽和度を測定します。
この血中酸素飽和度の数値が悪いと、赤血球が肺から酸素を取り込む量が少ないということですので、肺の機能が低下していると判断できるのです。

この辺の話、「はたらく細胞」というマンガがおすすめです。

なかなか入院できない状況ですが、血中酸素飽和度の値次第ではすぐに入院手配してくれるという話もあるのでかなり重要ですね。

パルスオキシメーターの注意点

パルスオキシメーターは医療機器認証を受けた機器がお勧めです。あんまり安価な機械は正常に測定できない可能性があります。
また、冬場で末端冷え性の方は、血流が低下しているので測定が不正確な場合があります。
マニキュアも測定に影響を与えますので、落としてから測定しましょう。
測定中は動かずに、測定値が表示されても数値が安定するまでしばらくお待ちください。

「赤み」の発色が良くても、一酸化炭素中毒で酸欠ということもあり得ますし、血中に亜硝酸が多い場合もあり得ます。血中に亜硝酸が多い状況とは、窒素肥料過多の野菜や、発色剤が使われているハム、たらこ、酸化防止剤が使われているワインなどを飲食した時にも起こりえますので、こういう場合は酸欠であってもパルスオキシメーターでは測れません。

おすすめパルスオキシメーター

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