KVMスイッチとは
KVMスイッチとは、1組のKeyboard, VideoMonitor, Mouseを複数台のPCで共用するための切替器のことです。
キーボード、モニター、マウス側から見ると、操作したいパソコンを切り替えるので、PC切替器、CPU切替器とも言います。
ひと昔前は、キーボードとマウスはPS/2というインターフェース、モニターはVGAしかなくて、4台のパソコンを1組のKVMで使えるようにするスイッチが一般的で、価格も10万円以上してました。単なる切替器で10万円以上なんて高すぎて会社では買えても個人で購入する人はほとんどいませんでした。
そのイメージがあったのであまり最近の製品を調べることはなかったのですが、テレワークする機会が増え、家のパソコンと社用パソコンの2台にそれぞれキーボードとマウスをつないでいると邪魔すぎました。
今は数千円で買える
購入した製品は正確にはキーボード、マウス切替器で、モニター切替機能はないのですが、もともと家のデスクトップパソコンはディスプレイポート、社用ノートパソコンはHDMIでモニターに接続していて、モニター側で切り替えていたのでキーボードとマウスが切り替えられれば十分でした。
切替機能付きUSBハブのような機器なので、切り替えなくてもUSBハブとして使用できます。
単純にUSB機器を切り替えるだけのようで、切り替えると繋がってた方はUSBが抜ける音、繋がった方はUSBが繋がる音がします。この手の機器は単純な構造が一番で、ストレスなく切替操作ができています。文句なしです。
うちだけの話ですが、購入した製品の箱がノートパソコンを支える台としてジャストフィットなサイズだったんで、めっさ重宝してます。ディスプレイ台は近くのホームセンターで1500円ぐらいで買ったスリムボックス(スキマ家具)です。
モニター切替機能付きでも安い
HDMI限定ですが、モニター切替機能付きKVMスイッチも数千円で買えます。
配線がごちゃごちゃしがちなKVMスイッチですが、この製品は手元スイッチが付いていて、これだけを手元に置いておけば配線もスッキリです。
キーボードの操作で切替えできる製品もあります
こちらの製品は手元スイッチだけでなく、切替リモコンもついてます。
もっと良いのはキーボードの操作で切り替えることができるので、手元スイッチもリモコンも不要。配線も見えないから机上スッキリです。
キーボード操作は同時押しとかではなく、「Ctrl」「Ctrl」「1」というように連続したキー操作で切り替えます。
まとめ
昔ながらのPS/2, VGA切替のKVMスイッチも数千円であるし、スピーカーも切り替えてくれる機器もあります。
自分の環境に合ったKVMスイッチを探してみてはいかがでしょうか。
時代は変わりました。色々と安くなってますね。