もう今はないのかな?崎陽軒の「ジェットボックス」シウマイ弁当の様に、紐を引っ張ると蒸気が発生して温められる加熱式弁当。それと同様の仕組みで、少量の水があれば食品等を温められる加熱袋と発熱剤のセット、モーリアンヒートパック加熱セットをご紹介します。
キャンプや釣りなどのアウトドアで、災害時の備蓄用防災グッズとして、とても便利だと思います。
セットに入っているもの
加熱袋。ここに発熱剤と食品と水を入れて加熱します。
発熱剤。これを水につけると発熱します。
説明書。イラスト付きでわかりやすいです。
加熱袋の裏にも使用方法が書いてあります。
モーリアンヒートパックの使い方
加熱袋の底を広げ、立てておきます。
発熱剤の袋を開け、発熱剤を取り出します。この発熱剤は水に濡れるとすぐに発熱するので水気厳禁です。
発熱剤の袋はあとで水の計量カップとして使うので、開封する際は切り口に沿って開けてください。
発熱剤を加熱袋の底に平らに置きます。
温める食材等を加熱袋に入れます。今回はさば缶と缶コーヒーと500mlの水のペットをセットしました。
発熱剤の袋の内側の「水量ライン」まで水を入れて、加熱袋に注ぎます。
水を入れたらすぐに発熱するので、加熱袋のチャックを閉じます。
チャックを閉じる理由としては、水の蒸発防止と、熱気を閉じ込めて袋の上部まで加熱するためでしょう。
加熱している様子です。
加熱した結果
加熱した結果、さば缶と缶コーヒーは素手では持てない程に加熱されていました。
ペットボトルの水は空気が膨張して底が膨らむ程です。事前に空気を抜いておいた方がいいようです。
説明書によると、ペットボトルの水は約80℃になるようなので、カップラーメンやチキンラーメンなどに十分使える熱さになりました。
ちなみに、計量カップにした発熱剤の袋は開くとこんなんです。
冬場の防災グッズとして活躍が期待できるので、備蓄用に確保したいと思います。